入手ほやほやのコーリン鉛筆"虹の七色芯(非売品)"、0.5mmMP用の替芯。いつもお世話になっている分度器さんにお分け頂きました。ありがとうございます。Nさんの情報によると、昭和51年頃のJIBシャープ販促商品のようです。
ネーミングである「虹の七色」の訳はこちら。じゃーん!
品番:不明 硬度:不明 値段:非売品
昭和51年ごろのJIBシャーペン販促キャンペーン商品らしい
芯直径:0.5mm 7色・14本入
右から、紫・青・赤・水色・オレンジ・緑・黄色と、7色あるんですよ。てっきりゴールド芯のように黒芯に色をコーティングしてあるだけと思いきや、さにあらず。なんと、色芯なんですよ、これ。「販売したら売れるのに」と仰る方がいらっしゃったんですが、全くその通り。今もあったら絶対買うのに~~>< と思いつつ、まずは試し描き。もちろんMPはJIBシャープ使用。
▼JIBシャープ
写真はシングルノック、500円のもの。オマケで入ってるゴールド芯の本数が多いです。太っ腹だな~、コーリン君。
▼紫
▼青
▼赤
▼水色
▼オレンジ
▼緑
▼黄色
見た目の芯の色よりも、やや薄めに色が出ます。紫は色が出づらいです^^;
でね、試し描きをしていて分かりました。これが一般販売されずにオマケとしてだけ存在していた理由が。
折れるんです!
それはもうポキポキ、ポキポキと。決して筆圧は高いほうではないし、貴重なものだから折ってはいけないと慎重にかいたつもりなのですが、それでも何度も折ってしまいましたorz
よくよく考えてみると、焼きを入れる黒芯と違って、色芯は乾かすだけのもの。このため色芯は黒芯と比べ強度が弱く、芯が太めであったり、軸も六角軸ではなく丸軸のものが多いと聞きます。3mm、太いものでは4mmもある色鉛筆の芯(もちろんもっとバリエーションはありますが)でもそうなんですから、ましてや0.5mmしかない、可憐な細さのMP用替芯では、その強度たるや……お察しください(笑)。
これ、オマケだからよいようなものの、もし一般販売してたらクレームの嵐だったに違いありません(苦笑)。電話を受ける人にだけはなりたくないなぁと、要らぬ心配をしてしまいました。色芯をケースに入れるお仕事も大変だったろうなぁ、折れないように気を使って。と、またここで要らぬ心配をする私w
そんな繊細な「虹の七色芯」、非売品であったがゆえに、そしてその折れやすさゆえに、幻の一品かと思われます。
▼オマケ
JIBシャープのオマケ芯には、「ホワイト芯」なるものも存在していた模様。現物は確認できておりません。どなたかお持ちの方は、是非写真をKero556にお送りくださいませんか。地団太踏んで羨ましがりますので(笑)。研究のために是非よろしくお願いしますm(_゛_)m
追記:コーリン鉛筆のMP替え芯については、にきちさんのサイトに詳しく・多種類、紹介されています。
にきちさんの収集っぷり&知識には、いつも感心&尊敬です。
(にきちさん、お元気かな~?)
http://karikachi.kitunebi.com/bungu/colleen/shin.htm
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