2009年7月 7日 (火)

電動鉛筆削り No.35/コーリン鉛筆(COLLEEN)

みなさん、こんにちは。大変久しぶりの本家更新です^-^;
FlickerやらTwitterに手を出し、すっかり本家から遠のいておりました。

さて、事務所にダンボールに入れっぱなしにしてあった旧コーリンの品々、本日の暑さにこりゃまずいと開梱。最初に目に飛び込んできたのがこの商品。コーリン電動鉛筆削りNo.35です。
こちらのようなどっしりした手動鉛筆削りはいまだファンの方も多く、またモノも程度のばらつきはあれども割合入手しやすいのですが、この電動鉛筆削りはあまり出回っていなかったのか、めったに見ることはありません。なのでファンらしいファンもついていない、ちょっと寂しい商品なのです(T-T)。
コーリン電動鉛筆削り
コーリン電動鉛筆削り
品番:35 値段:3,500円
ボディ色:青・緑・赤の3色
発売時期:1970年前後
製造:日立製作所

少なくとも手動鉛筆削りよりも新しい商品なのですが、品番は2桁の小さな数字。時折、「旧コーリン商品は、品番が小さいと古いモノなんですか?」との質問を頂くのですけども、この鉛筆削り一つをとっても、そうではないのが分かります。
じゃあ、どんなルールで品番つけてたの?という話になるんですが、そこまでは調べきれていないのです…。

自分が小学生の頃に使っていた記憶をたどると、電動鉛筆削りは、芯先のとがり方を調整できてたのを覚えています。このコーリン電動鉛筆削りも同様。
レバーのつまみで9段階に調節でき…そうなんですが、実際にはレバーが滑らかに動くため、無限に調整できるシロモノです。
この範囲の中でね^-^;
コーリン電動鉛筆削り

電動鉛筆削りは短時間でたくさん削れて手も疲れないというメリットがある反面、削れ過ぎてしまうというデメリットも。それを防ぐため、この商品は、削れると前面のランプが点灯して教えてくれる機能がついていました。今出回っている商品にはどんな機能がついているんでしょうか?今度文具店によって確かめてこないといけないですね。

さて、この商品で削ると鉛筆が随分"面長"な印象になります。人によって好みが分かれるでしょうが、個人的には面長な鉛筆はイマイチ…。どのくらいかというと。
上から、電動鉛筆削り機、手動鉛筆削り機、ハンディ手動鉛筆削りで削ったもの。
コーリン電動鉛筆削り
コーリン電動鉛筆削り






こんなに違ってくるのです。
えらく差がでるものだなぁ。

ちなみに使ったお道具はこちら。
コーリン電動鉛筆削り






このコーリン電動鉛筆削りNo.35の雑誌広告をお持ちの方がいらっしゃいます。以前もちらりとご紹介したことのあるBlog、『昭和の雑誌広告・懐かしモノ』さん。こちらのエントリーで紹介されていますので是非ご覧になってください。

そうそう、七夕の今宵、なんと満月なんだそうです。18時ちょっとすぎにお月様がまん丸に。特別な願い事も叶えてくれそうな気がしますよね。皆さんは何を願いますか?私は…今から考えます(笑)。

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2008年11月12日 (水)

ピアス Pierce/コーリン鉛筆(COLLEEN)

コーリン鉛筆の最高級鉛筆がハイピアスとしたら、ピアスはその廉価版。三菱鉛筆のHi-uniとuniのような関係ですね。しかし、ハイピアスよりも見つけづらく、希少価値で言えばハイピアスよりもこちらのピアスの勝ち。という、不思議な商品です(笑)。私はHBとFの2硬度を持っています。
コーリン鉛筆 ピアス 品番:No.3030 硬度:4H~4B 写真はHBとF。
値段:1本30円 1ダース360円
発売時期:1963年には少なくとも発売済み
木軸直径:未計測 芯直径:未計測

ハイピアスのこちらで説明しているのと同じように、ピアスもどうやら硬度ごとに帯の色が異なる模様。ここからは私の想像なんですが、当時の日本製高級鉛筆発売としては後発組だったために、先発組との差異をつけるため、「じゃあうちは硬度ごとに帯の色を分けるよ。それでさらに手をかけた感を出そうじゃないか」ということになったんではないでしょうか。後にハイピアスは廃盤となり、コーリンとしての高級鉛筆はG-COREに代替わりをしていくのも、そのあたりのコスト高が原因ではないかなぁとおぼろげに想像しています。
そしてこのピアスは、その品番No.3030のとおり、後の緑軸のNo.3030へと姿を変えたのではないかと。あくまでも私の推測の範囲ですけども。
G-COREや緑軸のNo.3030はコーリン最後まで生産販売されていたようですから、ハイピアス・ピアスの流れはずっと続いていた。…こう考えると、なんだかプチ歴史とプチロマンを感じますねぇ。

写真を続けます。
ピアスは頭付け無しでした。(後のNo.3030には頭付けあり。No.2020という、No.3030にそっくりなのにあまり知られていない商品は頭付け無し)。
コーリン鉛筆 ピアス コーリン鉛筆 ピアス

コーリン鉛筆 ピアス ■関連記事
ハイピアス(1)
ハイピアス(2)
ハイピアス(3)
ハイピアス(4)

そうそう、ピアスというと、こちらに当時の広告を紹介されているブログがあります。古い広告を集めたもので、探すとコーリンものも結構沢山あるんですよ。
ぜひぜひごらん下さい。
※教えてくださったけふこさん、ありがとうございます!
ピアスの広告「昭和の雑誌広告・懐かしモノ」さん



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2008年10月20日 (月)

ラメ入り色鉛筆No.3080/コーリン鉛筆(COLLEEN)

先週、isuさんに頂いた80年代に出たんでは?と思われる、ラメ入り色鉛筆。黒く染めたインセン軸に、艶消し透明ラッカーをかけ、箔を押してます(と思われます)。1本100円。
Colleenpencilfun_194_1



Colleenpencilfun_194_4_2 Colleenpencilfun_194_2_2

Colleenpencilfun_194_3 金・銀・紫・青・緑・黄色・ピンクの6色を確認できています。

描いてみたところ。写真の撮りかたがうまくないので分かり辛いですが、本物はもっとラメってます。ラメ入りの筆記具だと黒っぽい紙に書きたくなりますが、この色鉛筆は白い紙に書いても充分ラメ入りの特性が生かせる感じ。銀色以外はしっかり色も付きますし。(何故か銀の乗りがさほどよくない。100円だし仕方ないかなぁ)。
描いているとかなり粉が出てきてきます。普通の色鉛筆の場合だと粉が出るのは好きではないのですが、出た粉を指で紙にこすりつけるとラメラメが広がって、ちょっといいかんじです。
Colleenpencilfun_194_5Colleenpencilfun_194_6








で。上の写真のように、銀色で描いて指で粉を伸ばしてて気がついたんですが。
前回のエントリーで触れた、「ファーバーカステルのポリクロモスの金銀」が「綺羅綺羅しい」件、もしかして、ポリクロモスの金銀にはラメが少しだけ入っているんじゃないかなぁ。コーリンのラメ入り色鉛筆よりも細かなラメで少量で。違うかなぁ…。ファーバーの中の人に訊いてみたいものです。

isuさん、ありがとうございました!

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2008年10月21日(火) 追記
別館の方に、カランダッシュの限定鉛筆セットを載せました。もしよろしければご覧下さい。贅沢な贅沢なセットです。
そんでもって誕生日おめでとう!>自分
産んでくれてありがとう>母


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2008年10月16日 (木)

復刻版No.770色鉛筆(2)/コーリン色鉛筆

ということで、各社油性色鉛筆・銀&金色と描き比べしてみました。
各社と言ってもこれだけですが…。
Colleenpencilfun_00p_05
左から、
・ホルベイン アーチスト
・ファーバーカステル ポリクロモス
・ファーバーカステル アートグリップ
・カランダッシュ パブロ
・ベロール イーグルカラー(廃盤品ですがたまたま売られていた)
・サンフォード プリズマカラー
・コーリン No.770

Colleenpencilfun_00p_06

Colleenpencilfun_00p_07












全体的にいえるのは、銀よりも金は色が乗り辛いということ。それから、当たり前ですが色味の違いがはっきり出るのも金色ですね。

総合的に色味・色乗りでよかったのは、ホルベイン アーチスト。

ファーバーカステルは両方とも色が付きづらいものの、綺羅綺羅しさではダントツ。黒い紙にお星様やお月様を書くなら、ポリクロモスかなぁ。と何となく思いました。

カランダッシュのパブロは、ちょっと残念。特に金色。この値段でこのクオリティは…(ユーロ高だからある程度の価格は仕方ないですが)。他の色はともかく、金銀を狙って買うなら、私なら外すかなぁ…。

ベロールは廃盤なので評価無し。

サンフォード プリズマカラーは安心して描けます。さすがという感じ。金銀とも少しトーンが暗めなので、好みが分かれるかもしれません。(その意味で、私はホルベインに軍配を上げました)。

で、愛しの三角顔、コーリンNo.770は。これまでに上げた色鉛筆が「くっきり」描けるのに対し、「ふんわり優しい柔らかな」描き味。ぎちぎちと力を入れて塗る必要もなく、ほわん、ふんわりと色を乗せることができます。この感触はとっても特徴的。




金色や銀色は普段あまり使われることの少ない色だけど、それだけに各社特徴がよく出ているというか、その色に対する意気込みが見えるというか^-^; なかなか面白いですね。時間をかけて他メーカー品も集め、さらに比べてみようと思います。

※価格について※
割引のあるお店での購入価格を書き込んでいます。しかもレシートにブランド名が書いてあったりなかったりするので、取り違えているものもあるかもしれません。ということで、あまり参考にならないかもしれない。ということをあらかじめお詫び申し上げます。

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2008年10月 8日 (水)

復刻版No.770色鉛筆(1)/コーリン色鉛筆

チーク材色鉛筆は色数が少ないから寂しい!ということで、もうひとつ買ったのが、こちら。復刻版No.770の36色。価格が手ごろ(\3,780円)なので、こちらはガシガシ削って使っても気になりません(笑)。
コーリン色鉛筆 No.770
色鉛筆を買うと、まず作るのがこれ。カラーチャート。
コーリン色鉛筆 No.770











他社の色と同じ名前でも、実際に塗ってみると微妙に色が違うことは多いもの。こうしてざっくり自分なりに描いておくと、どんな色を選んだらいいか一目瞭然なのでとっても便利。
また、色鉛筆を仕舞う順番もこれですぐ分かるので、ばっらばらにしてしまっても美しく直せます。ズボラな私には必須グッズなのです(笑)。

描いていて感じたのが、滑らかだなぁってこと。多少タッチのばらつきが無くもないのですが、105円/1本換算でこのクオリティならぜんぜん問題ないんじゃないかしら?
コーリン色鉛筆 No.770

重ね塗りだってばっちりです。
コーリン色鉛筆 No.770













公式サイトのほうでは、12色、24色、36色入りにそれぞれどの色が入っているのか掲載がないようなので、ちょこっと調べてみました(・∀・)

ブルーグリーン
12色× 24色○ 36色○

ディープグリーン
12色× 24色× 36色○

リーフグリーン
12色× 24色× 36色○

グリーン
12色○ 24色○ 36色○

オリーブグリーン
12色× 24色× 36色○

イエローグリーン
12色○ 24色○ 36色○

エメラルドグリーン
12色× 24色× 36色○

ライトブルー
12色○ 24色○ 36色○

スカイブルー
12色× 24色× 36色○

ウルトラマリン
12色× 24色× 36色○

ブルー
12色○ 24色○ 36色○

プルシアンブルー
12色× 24色○ 36色○

ライラック
12色× 24色× 36色○

ウィステリアバイオレット
12色× 24色× 36色○

ラベンダー
12色× 24色× 36色○

パープル
12色○ 24色○ 36色○

マジェンダ
12色× 24色× 36色○

カーマイン
12色× 24色× 36色○

イエロー
12色○ 24色○ 36色○

レモンイエロー
12色× 24色× 36色○

ピンク
12色○ 24色○ 36色○

カーキ
12色× 24色○ 36色○

レデュッシュブラウン
12色× 24色○ 36色○

ブラウン
12色○ 24色○ 36色○

バンダイクブラウン
12色× 24色× 36色○

ホワイト
12色○ 24色○ 36色○

シルバー
12色× 24色○ 36色○

ゴールド
12色× 24色○ 36色○

グレイ
12色× 24色○ 36色○

ブラック
12色○ 24色○ 36色○

ふう。長かった。

復刻版No.770を買おうかどうか迷っている方に、個人的にお勧めしたいのは、24色以上。なぜなら、金色・銀色が入っているから。かつて、色鉛筆に金色・銀色をはじめて(日本で、だと思うんですが)導入したと言われているコーリンにふさわしい描き味じゃないかと感じるからです。1本100円台後半、200円台の他社色鉛筆/金色・銀色にまったく遜色ないばかりか、多分、これは私見ですけれども、はるかに描きやすい場合もあったりするのです。

ということで、次回は、コーリン、他社の、金色銀色描き比べです。

#引越し先が落ち着かず、まだ自分のコレクション品がよそ様のお家でお世話になっております。そのため、旧品についてではなく、新生コーリンの現品に関するエントリーになっているというわけ(こちらは引っ越してから買いましたので)です。ああん、早く旧品コレクションたちに会いたいよぅ(T-T)

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2008年10月 2日 (木)

チーク材色鉛筆(3)/コーリン色鉛筆(COLLEEN)

コーリン色鉛筆のチーク材色鉛筆、第三弾。「自分でメンテナンスしてみたよ!編」でございます。別名、「鉛筆なのにメンテとか何事?!編」とも言います。

さて、件の商品をお持ちの方は、どうか取り出して、鉛筆軸を撫で撫でしてみてください。ほっぺすりすりでも構いません。
「んー?これはー…(言えない)」と思ったアナタ。ごにょごにょしなくても大丈夫!私が言いましょう(笑)。そう、「ちょっと軸の仕上げがあらいんじゃね?」です。木そのものの質感を楽しむにはこれが一番なんだとは思います。ただ、手に持って普段使いするには、もう少し滑らかでいてほしい。(内側からワックス成分が出てきますから、しっとりはしてんですよ。)
ということで、秘密兵器をgetし、ちょいちょいと手をかけてみました。
「手をかける」。はい、これキーワードきました。

Colleenpencilfun_00o_10
Colleenpencilfun_00o_11











左から、
(1)そのまま
(2)サンドペーパーで磨いた後、出てきた粉を本体にこすりつけ、さらに柔らかい布で磨く
(3)さらに天然ワックスを塗りこんで磨く

です。違いが分かるでしょうか?

さらにドンっ! ピンク矢印部分に注目すると分かりやすいかもです。
Colleenpencilfun_00o_12_bColleenpencilfun_00o_13_b Colleenpencilfun_00o_14_b (1)何もしてない
ちょいと木の質感がそのまま過ぎ。かも。しっとりはしてるんですが、ささくれが手に当たる。

(2)サンドペイパーでこすったあと、出てきた粉を溝に埋め込む気持ちで指でなすりつけ、さらに、布で磨きます。表面が滑らかに優しくなります。すべすべすべすべ、いつまでも撫でていたくなるのはこの子。チークらしさを大事にしたいなら、この段階の処理で充分です。

(3)さらになんかやってみよう!と、ワックスを塗り込み磨いたver。チークらしさは減りますが、たいへん見目麗しくなりました。ついついライトの下で何度もうっとり眺めてしまう逸品の出来上がりヽ(´ー`)ノ


使ったお道具はこちら。
・ダイソーで買った、#400と#600のサンドペイパー
・使い古したフリース(その時履いてたパジャマの裾でぐいぐい磨いたとか内緒)
・天然ワックス君(食べてもだいじょぶ!実際食べてみましたがちっとも美味ではなかったので、もうわざと口にするのは止します…分かった方も食べないようにw)
Colleenpencilfun_00o_16 Colleenpencilfun_00o_17_b














売り場に並んでいる段階で完璧な商品は数あれども、「自分で手をかけることによって、使い心地や美しさが増す」色鉛筆はそうそう無いんじゃないかと思います。そんなことさせんなよ!というご意見もあるでしょうが、私は、こういうモノがあってもいいんじゃないかなぁと。

何より、自分で手をかけることにより感じる愛着も一入です。この、絵を描く「道具」が可愛くて仕方なく。暇さえあれば、眺めたり、撫でたり、ぐりぐり描いたり。

上質で贅沢な作りのモノが「大人の○○」と称して売られています。文具だけに限らず。でも、単にそれを買ってきただけではツマラナイ。自分で何かしら時間や手間暇をかけることで、それが自分の手になじみ、自分だけのモノとなる。これってとっても贅沢かつ大切なことですよね。これぞ「大人の」色鉛筆。「趣味的」で「使う人を選ぶ」「選ばれる」色鉛筆。じゃないかしら、と思った次第。

あ、なんか綺麗にまとまった?(照笑)

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2008年9月30日 (火)

チーク材色鉛筆(2)/コーリン色鉛筆(COLLEEN)

急に寒くなりましたね。みなさんいかがお過ごしですか?
私は案の定、風邪+熱のコンボにやられ…ついでに、寝てても暇なんでエントリーなどしております(笑)。

さて、削ると硬かったチーク材色鉛筆。描いてみたらどうよ?編です。

コーリン色鉛筆 チーク まずは全色削ったところ。
ちょっと手抜きしまして(・∀・;)、ナイフではなく、DUX鉛筆削りで削っちゃいました。一本目を削った土産物の削り器とは違い、今度はさくさくしゃりしゃりと軽快に削れます。むむ…やるなドイツ。これだと、さほどチークの硬さを意識しなくて済みます。これから削るぜ!な皆さん、ご参考下さい。

コーリン色鉛筆 チーク





塗り塗りしたところ(ほんとはもっと大きな紙にぐりぐり描きまくってます 笑)。上2段は単色。下段は混色したところ(かっこ部分が重ねた部分)。
う~ん。やわらかい。かと言って、ねっとり・べっとりではなく、比較的さらりとした感触はキープ。
正直、結構好きな感じがします。(←色さえきちんと乗れば、あとは描いた感触は好みだったりしますよね。という私は意外と大雑把なA型)。
色を重ねても、つるんとすべったりせず、きちんと色が出せます。
無骨で硬派な外見(軸)に、優しく爽やかな中身(芯)ってとこでしょうか?こういう男子に女子は弱い。…という説があったりなかったり。

アップ。

コーリン色鉛筆 チーク



ただ、ちょっとだけ残念なのが、色数が12色しかないということ。これで36色、72色とさらに多色になればうれしいんだけどなぁ。…そうなると高くて、私にはなかなか手が出ないかもしれませんが(´・ω・`)
あー、色数欲しければ、No.770にいけばいいのか。ということで、私、No.770の36色もget。こちらは親しみやすい価格ですから(笑)。



せっかくのチーク材。
もっと楽しむ方法はないものか。
ということで、次回は、「自分でメンテナンスしてみたよ!編」
鉛筆の分際でメンテナンスとかどういうこと?と思ったアナタ。
私もそう思います(笑)。
でも、このチーク材色鉛筆には、「なんかしてみたい…」とふつふつと思わせる魔力のようなものがあるんですよ。手をかけるとさらにかわいい愛すべきものになりましたです。って、さほど大したことしたわけじゃないんですけどね^-^;
ちょっとだけ楽しみに、次回エントリーをお待ち下さい。


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2008年9月25日 (木)

チーク材色鉛筆(1)/コーリン色鉛筆(COLLEEN)

引越しの段ボールも全部片付けできておりませんが、新生・コーリン色鉛筆の出した『チーク材色鉛筆』を入手できたので、簡単にエントリー。副題は『ワイルドな色鉛筆(Kero556私見)』です。

Colleenpencilfun_00o_1 さて、ISOT2008ではさんざん皆さんにお勧めしておきながら、うっかり資料として頂戴し忘れていた・しかもオンラインショップでも買えないまま売り切れになってしまっていた(T-T)チーク材色鉛筆。やっとこさ、親切な方のおかげでget!久々だね、チーク君。
しかし、今回、ISOTでは思いもよらなかった問題が発覚!というか、当たり前なんですが…。
チーク材、硬いぜ!(笑)

Colleenpencilfun_00o_2



Colleenpencilfun_00o_3






引越しの段ボールをまだ全部開封していない私。そしていつもならナイフで削るのに、面倒がってそのあたりで買ったお土産物の鉛筆削りで削ってみたら、引っかかる引っかかる。ガッガッガッガリッ!という音。手には引っ掛かる感触。
刃が悪いせいかなぁ?(ISOT2008のブース展示物を削ったときにはキチンと削れたんですよ。さすがドイツ製シャープナー)と思い、同じ鉛筆削りでインセンスシダーの鉛筆を削ってみると、シャクシャク小気味いい音でするする削れます。…チークってやっぱり普通の鉛筆用木材よりも硬いんですねぇ。当たり前だけど。

今度はOLFAのクラフトナイフで再チャレンジ。こちらだときちんと削れます…が、インセンやジェルトンと比べたら、格段に力が必要。ーク材の黒いところだと余計に。ちょっと気をつけながら削らなきゃいけません。(たぶん、黒い部分はさらに硬い)。削りカスもなんだか力強い感じがします。
Colleenpencilfun_00o_5
内側から染み出てくるワックス分で軸色や感触が変化していくのを楽しんでもらうため、軸はあえてラッカー塗装処理は行っていない(らしい)。チークは環孔材。インセンよりも「孔」が目立つ。それでいて無塗装だから、軸肌※も荒いです。
※こんな用語があるかどうかは不明。

このチーク材色鉛筆は、「工業製品」としての色鉛筆というよりも、「趣味的」な色鉛筆。「誰でも使える」色鉛筆というよりも、「使う人を選ぶ」「選ばれる」色鉛筆。というのが、改めて手にした時の感想です。じゃあ、どんな人を選ぶ・選ばれるのかってゆーと…ずばり「ワイルド」「男性」がキーワードとしてぱっと頭に浮かびます。いやいやいや、マテ、自分。可愛い女性が、んしょんしょ言いながらナイフで削るのもいいんじゃ? どっちかっていうと個人的にはその絵を見たい(笑)。…私は心の中に小さなおっさんを飼ってるんデス。


んで、肝心な描き心地はというと…。次回に続きます。


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2008年6月26日 (木)

コレクション展の準備・途中経過

コーリン鉛筆のコレクションを見せびらかして見ていただくことで、神戸のみなさんを恐怖に陥れる作戦に鉛筆の素朴さ・よさを知ってもらい、あわよくば三角顔に親しみを持っていただこうという魂胆で企画しましたこの展示会。

いよいよ準備も大詰めでございます。
とか言いつつ、実はまだ全体の構図が自分でも見えていません(汗

パネルを何枚も用意したり(そこには暑苦しいほどの、多分元関係者も迷惑するほどの好きっぷりが発揮されていますw ほろりとくる話も多少は、あります。多分)、樹木鉛筆に使われている木材をほぼコンプリートしたばかりか、「こんな木も鉛筆に使われたらおもしろいんじゃね?」とばかりに、ブビンガやらリオグランデやらモンキーポッドやら得体の知れない木材を集めてはニヨニヨしています。樹木鉛筆はもったいなくて削れないので、代わりにサンプル木材を削ってみようという魂胆です。
予算の許す範囲内で、でっかいタペストリーも注文しました。うふふ。でっかい三角顔がみなさんを威嚇お迎えしますよー。でっかいつながりで、とあるでっかいモノを展示できるかもしれません。(予定は未定)

そんなことよりも!何を展示して、どういうカテゴライズをするのか、早く決めなよ>自分
…今週末には頑張ります。
ここだけの話ですが。当初は嬉しくて浮き足立って、フライヤーを作ってはお知り合いの皆さんに送ったりしたんですが。とてもありがたいことにBlogやサイトでご紹介を頂き、その結果、沢山の方に知っていただくことになりまして…正直びびってます。かなり。相当。




ということで、がんばります。

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2008年4月 3日 (木)

マイシャープ・回転繰り出し式MP/コーリン鉛筆(COLLEEN)

JIBより前の時代のMP、マイシャープ。こちらは0.5mmの回転繰り出し式です。isuさんからの頂き物です。ありがとうございます、isuさん
コーリン鉛筆 マイシャープ回転繰り出し式 発売開始時期は不明ですが、こちらの広告を見る限りでは、1970年前後は販売されていたようです。
広告についてのエントリーはこちら
コーリン鉛筆 マイシャープ回転繰り出し式









BODY真ん中あたりにある、金輪部分を回すことで、芯が出ます。COLLEENの文字も、さりげなく刻印されています。
コーリン鉛筆 マイシャープ回転繰り出し式














個人的に、ノック式MPの芯を出すときに出る「カチカチ」音が得意ではありません。なんだか神経質ですが。まして最近でたフリシャ機能のMPは…。ということで、この回転繰り出し式は大のお気に入りで、いつも持ち歩いているコーリン鉛筆見せびらかし&常用品用ペンケースに入れています。
頭部分の、この形もなかなかいいんですよね。コーリンロゴを刻印して欲しかったんですが…大人っぽいこの商品には似合わないか^^;
コーリン鉛筆 マイシャープ回転繰り出し式


さて、マイシャープは、Nikichiさんがずいぶん集めていらっしゃいます。ご興味のある方はぜひ。
>>Nikichiさんによるマイシャープのページ

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