2007年7月24日 (火)

コーリン鉛筆の広告(2) CORE他編

前々回に引続き、コーリン鉛筆が出していた広告をご紹介していきます。

▼昭和50年10月12日発行 週刊少年マガジン 裏表紙裏一面
(こちらもisuさんご提供です。ほんとにありがとうございます。)
コーリン鉛筆 広告
ハイピアスが発売されたと思われるのが1967年(昭和42年)。てっきり、COREシリーズは、ハイピアスが廃番になってから、その代わりとして生まれたのだと思い込んでいたのですが、この広告が掲載された昭和50年(1975年)にはあったようなので、どうやらハイピアスと被った時期があるんじゃないかと思います。…流石にハイピアスも発売から8年で廃番になったということはないでしょうから…ですよね?ね?

気を取り直して次。

ちびっこ広告図案帳70'sより、マイシャープの広告(を私が描き写したもの)。広告自体は、週刊少女フレンド昭和45年(1970年)2月17日号に掲載
コーリン鉛筆 広告 芯径が、0.9mm・0.7mm・0.5mmの3種類で掲載されています。この頃は、0.5mmが出始めたころだったんでしょうか。私がシャープペンシルを持つようになった頃には(この広告から10年ちょいあと)、0.5mmばかりだったように記憶しています。

ちびっこ広告図案帳70'sより、墨汁「光琳」の広告(を私が描き写したもの)。広告自体は、週刊少年マガジン昭和46年(1971年)6月6日号に掲載
コーリン鉛筆 広告 
お習字はかなり小さい頃から習ってたんですが、すいません、こういった商品があるのは全く知りませんでした。というかですね…邪道ですよ、コレ。画期的ではありますが(笑)。
「とうめいスミの粉を水にとか」し、専用の半紙に書くと、たちまち墨痕が現れるという商品。専用半紙以外では黒くならないってことで、顔もお洋服も、筆さえも汚れません!というもの。広告自体は商品コンセプトを分かりやすく表現していてよい出来です。が、やっぱ、それはないよ(笑)。汚しながら上手くなっていくのが書道ってもんです。
ちなみに「文部省指導要領準拠」商品でもありました。

そうそう、ハイピアスやくるくる消しゴムの広告には、一度紹介したこちらがあります。
その他、チューリップや青い三角定規(だったと思います)も広告に使ってたようでして…。コーリン鉛筆、なかなか頑張ってたんですねー。コーリン鉛筆 広告

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2007年7月20日 (金)

コーリン鉛筆の広告(1) ゴールド芯編

コーリン鉛筆の広告について、いくつか情報をいただきましたのでご紹介していきたいと思います。まずは、ゴールド芯から。

ゴールド芯(2)で「チャップリンがキャラクターとして使われていた!」と報告しましたが、やっぱりこちらの広告もチャップリン。

▼昭和50年12月7日発行 週刊少年マガジン 裏表紙裏一面
(資料はisuさんにご提供いただきました。ありがとうございます)コーリン鉛筆 ゴールド芯 広告



そんでもって、こんなのもあります。これはスキャンしたデータじゃなくて、私が描き写したものです^^;; (描き写したのでもマズイ場合は削除します)
ちびっこ広告図案帳70'sより
(某SNSのFさんより情報いただきました。ありがとうございます)
コーリン鉛筆 ゴールド芯 広告
これ、お見せできないのがひじょ~に残念なほど、かっこよくて洗練された広告です。ドコが作ったのかなぁ?ご興味がある方は図書館にいったついでとかに調べてみてください。大きい図書館だと、この本を置いてあるかと思います。
ちなみに商品左には次の文言が記載されています。

黄金のトリコになった人たち。
といってもこれは西部劇ではありません。
キラッと光るゴールド芯。
あの子もキラッ!この子もキラッ!
中学生から大学生にもモテてます。
ゴールド芯はキレイで強い、
書いてぐろぐろ持ってピカピカ、
もう使っている人も多いことでしょう。

次回は、他商品の広告をご紹介します。

▼ご参考マデ
ゴールド替芯/コーリン鉛筆(COLLEEN)
ゴールド替芯(2)/コーリン鉛筆(COLLEEN)

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