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2008年11月27日 (木)

エルマガジンに取材いただきました

今回は個人的なお話です。
関西限定の月刊誌、「エルマガジン2009年01月号(11/25発売)」京阪神エルマガジン社発行の文具特集「文具と人。」にて、「マニアのつぶやき。」というコーナーで、Kero556個人を取材していただきました。コレクション(の一部)に囲まれてにんまりしている写真1ページと、インタビューが半ページ。
きけば、イロブンのキダテさんも、Kuhnさんもエルマガジンにご登場されたことがあるそうで、ええと、ステキな大先輩方に続けてシアワセ(・∀・)!うそじゃないよ!w
本来でしたらこういった顔出し・本名出しの取材は恥ずかしいので悩むんですけども、これもコーリンの邪悪な三角マーク布教のため。と自分に言い聞かせ、お受けした次第。京阪神に住まう若人たちが、コーリンマークに何か引っかかりを覚え、新たなマニアやファンが一人でも増えればこれに勝る喜びはありません。

また、このブログは今後もKero556個人的な偏愛コレクションブログとして、ずっと続けていきますので、どうかよろしくお願いいたします。
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さて、エルマガジン今号は、蒼井優さんがカトウセイサクショの万年筆を鼻の下にあててアヒル口をしている写真が表紙。個人的にタマラン!な絵柄です(笑)。
「文具と人。」の特集も、某SNSで知り合った(と言うのもおこがましいですが…)アルトさんの雰囲気ある写真が掲載されていたり、最近京阪神に新規OPENした文具店が紹介されていたり(分度器ドットコムさんも紹介されてます)、アンティークなものを集めた文具・雑貨店を集めたり、コクヨの看板がかかった文具店をナカムラユキさんと訪ね歩く企画ありで、これはもう月刊情報誌の特集としておくのは勿体ないほどの充実ぶり。関西に住む文具ファンはマストバイじゃないかしら。いつか関西文具店をはしごしたい!という人も持ってると楽しい一冊ではないかと。420円。親切価格です(笑)。

リアル書店ではおいてあるお店が限られているでしょうけど、Amazonなどのネットショップだと、関西以外の方も入手可能です。

取材に来てくださった、京阪神エルマガジン編集部のMさん、カメラマンの方、どうもありがとうございました!

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2008年11月23日 (日)

コーリン鉛筆の什器・現役で活躍をするのを見るなら

コーリン鉛筆の什器が現役で活躍しているといえば、銀座・五十音さんが知られているところですが、このたび関西は夙川に本日OPENする分度器ドットコムさんのリアルショップでも陳列用に使われているようです。
文具店で今主流となっているアクリルのかっちりした、ペン・鉛筆用什器も、あれはあれでシンプルでスマートでよいのですが、昔ながらのガラス製什器はどっしりとして存在感があり、その中に並べられた鉛筆などの筆記用具がどこか特別なきらきら光るものに見えるから不思議です。
わたしもいくつかコーリン鉛筆の什器は集めたのですが、やはり、個人で所蔵して時折出してはニヤついているよりも(笑)本来の目的に適った使われ方をするほうが、きっと什器も誇らしいだろうなぁ。

分度器ドットコムさん、ご開店おめでとうございます!
夙川はほんと素敵な街。桜が美しく咲く季節には、必ずお伺いしたいものです。

▼分度器ドットコム・西宮夙川店地図
(Webサイトから拝借してきました。すいません><)

 詳しくはWebサイトからご確認ください
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2008年11月12日 (水)

ピアス Pierce/コーリン鉛筆(COLLEEN)

コーリン鉛筆の最高級鉛筆がハイピアスとしたら、ピアスはその廉価版。三菱鉛筆のHi-uniとuniのような関係ですね。しかし、ハイピアスよりも見つけづらく、希少価値で言えばハイピアスよりもこちらのピアスの勝ち。という、不思議な商品です(笑)。私はHBとFの2硬度を持っています。
コーリン鉛筆 ピアス 品番:No.3030 硬度:4H~4B 写真はHBとF。
値段:1本30円 1ダース360円
発売時期:1963年には少なくとも発売済み
木軸直径:未計測 芯直径:未計測

ハイピアスのこちらで説明しているのと同じように、ピアスもどうやら硬度ごとに帯の色が異なる模様。ここからは私の想像なんですが、当時の日本製高級鉛筆発売としては後発組だったために、先発組との差異をつけるため、「じゃあうちは硬度ごとに帯の色を分けるよ。それでさらに手をかけた感を出そうじゃないか」ということになったんではないでしょうか。後にハイピアスは廃盤となり、コーリンとしての高級鉛筆はG-COREに代替わりをしていくのも、そのあたりのコスト高が原因ではないかなぁとおぼろげに想像しています。
そしてこのピアスは、その品番No.3030のとおり、後の緑軸のNo.3030へと姿を変えたのではないかと。あくまでも私の推測の範囲ですけども。
G-COREや緑軸のNo.3030はコーリン最後まで生産販売されていたようですから、ハイピアス・ピアスの流れはずっと続いていた。…こう考えると、なんだかプチ歴史とプチロマンを感じますねぇ。

写真を続けます。
ピアスは頭付け無しでした。(後のNo.3030には頭付けあり。No.2020という、No.3030にそっくりなのにあまり知られていない商品は頭付け無し)。
コーリン鉛筆 ピアス コーリン鉛筆 ピアス

コーリン鉛筆 ピアス ■関連記事
ハイピアス(1)
ハイピアス(2)
ハイピアス(3)
ハイピアス(4)

そうそう、ピアスというと、こちらに当時の広告を紹介されているブログがあります。古い広告を集めたもので、探すとコーリンものも結構沢山あるんですよ。
ぜひぜひごらん下さい。
※教えてくださったけふこさん、ありがとうございます!
ピアスの広告「昭和の雑誌広告・懐かしモノ」さん



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