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2007年4月28日 (土)

鉛筆と色鉛筆と木について コーリン鉛筆No.789から考える

今日は商品ではなく材料の話を。
タイのコーリン鉛筆(COLLEEN)(3)の中で、コーリン鉛筆(タイ)No.798とFABER-CASTELLのART GRIP AQUARELLを削っていたときに「?」と疑問に感じてました。何をって?見てください、これこれ。

▼コーリン鉛筆No.798
※木の部分をたくさん見ていただくため、変な削り方になってます。ご容赦を^^;
Colleenpencilfun_00f_1▼ FABER-CASTELL ART GRIP AQUARELL
Colleenpencilfun_00f_2













注目して欲しいのは、木の材質。な~んか、孔みたいなのがポツポツと開いてるでしょ?(画像をクリックして大きくして見ていただくと、さらに分かりやすいです)。
鉛筆と言えば、こんな木が当たり前だと思ってました。
    ↓↓↓
▼MITSUBISHI ARTERASE COLOR
Colleenpencilfun_00f_3

こっちは、木目というか年輪がきれいに出てます。
両者は、見た目からして明らかに違うし、ナイフで削ったときの感触もな~~んとなく違うような気がするんですよね(←鉛筆は、基本、ナイフで削る派デス。削った感触は後述します)。

ということで、調べてみました!鉛筆の木。

■インセンスシダー
MITSUBISHI ARTERASE COLORに使われている木はすぐに分かりました。三菱鉛筆の鉛筆工場/鉛筆ができるまで、のページに書いてあります。
当社ではインセンスシダーという、めが細かく・ふしがなく・木目が真っ直ぐな木を使っています。カリフォルニア州のシエラ・ネバラ山中に育つヒノキの一種で、スラットと呼ばれる板に加工します。」とのこと。トンボ鉛筆の同様のコンテンツにも、同じようなことが書いてありました。手元にある限りの鉛筆・色鉛筆で確認したところ、主要な日本メーカーの鉛筆・色鉛筆はすべてインセンスシダーから作られているようです。
ちなみに、インセンスシダーの特徴が良く分かる商品と言えばこれですね、これ。木目が美しい。そして何よりいい匂い。さすがヒノキ!(の一種)。  ↓↓↓
▼SLIP-ONのボールペン そのものズバリです(笑)
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▼DERWENT Signature
Colleenpencilfun_00f_10











▼TOMBOW No.1500 頭部分だけでも分かります
Colleenpencilfun_00f_11

じゃあ、No.798やART GRIP AQUARELLの木は何よ?ということですが、インセンスシダーを調べているうちに行き着いた日本鉛筆工業協同組合のページにヒントが!

■ジェルトン
日本鉛筆工業協同組合のページ
…バスウッドは、ハルピン北部やシベリアに生育しており、伐採に関しては中国政府で制限している。現在、バスウッドがどのくらい生育しているのか、森林関係者により調査中であるが、インドネシアのジェルトンがいつなくなるか、わからないように、バスウッドも不明であるという。…
なるほどー。バスウッド、ジェルトンというのがインセンスシダーの他に、鉛筆として使われている木なわけですね。…この2つのうちのどれか、というのはあっさり解決。
はい、これ。
木材図鑑
Colleenpencilfun_00f_15













こっちのが分かりやすいかな?
木材辞典
Colleenpencilfun_00f_16

これらのサイトによると、ジェルトンとは、東南アジア産 ジエラ属(キョウチクトウ科)。ここからが重要です。「樹液孔を持ち材面に大きなレンズ状の孔が現れることがある」んだそうです。鉛筆を削ったときに現れた孔は、この樹液孔と考えて差し支えないでしょう。

ただ、これだけでは推測に過ぎません。やっぱり実物を見なきゃね…。ということで、取寄せてみました、ジェルトンを。わざわざ(笑)。バードカービングの材料にも使われているようで、意外とこちらは入手が容易でした。

▼ジェルトン材
Colleenpencilfun_00f_14
あるある!開いてますよ、孔!削ったNo.798やART GRIP AQUARELLと同じだー!
はい、決定!No.798やART GRIP AQUARELLに使われている木材はジェルトンと判断してOK!でしょう。ふ~。すっきり。

<おまけ>

■バスウッド
でもって、バスウッドは、多分コレじゃないかと思います。
友人が香港土産で買ってきてくれた、中国上海の鉛筆、No.6181。
Colleenpencilfun_00f_12


削ってみると…
Colleenpencilfun_00f_13
写真では少し分かり辛いかもしれないですが、インセンスシダーのように木目がなく、かといってジェルトンのように孔もない-いずれの特徴にも当てはまりません。かつ、バスウッドは中国で採れるようでして、この鉛筆は中国製。
ただ、これは、実物の木材が手に入らなかったので、確証はありません。あくまでも予想です…。
もし、木材に詳しい方がいらっしゃったら教えてください。これがバスウッドかどうか。
近在の材木屋さんに尋ねてみたんですが、「分からない」と言われてしまって…orz



さぁ、みなさん、手持ちの鉛筆をナイフで削って、何の木が使われてるか確認してみましょー!知ったところでどうってことは無いですが(笑)、さらに鉛筆が身近に感じられること、間違いなしです。
ちなみにナイフで削ってサクサクとストレスフリーで削れるのは、ジェルトンのほうです。インセンスシダーは、ちょっと硬い、かな?木目んところがたまーに引っかかるようにも感じます。

鉛筆と木については、さらに色々と調べていく予定。樹木鉛筆について、エントリーする際に、木についても何かしら書こうかなと思ってまして。地道に、色んな木材屋さんやハンズなどを回って、木材サンプルを集めてってマス。 我が家の一角は、まるで小さな木材屋さんと化しています(笑)。

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2007年4月23日 (月)

手帳用鉛筆No.350/コーリン鉛筆(COLLEEN)

コーリン鉛筆は手帳用鉛筆も出していました。現在確認できているのは2種類、そのうちの一つがこれです。

コーリン鉛筆 手帳用鉛筆品番:No.350 硬度:不明 値段:1本10円 発売時期:?
木軸直径:5.2mm 芯直径:2.4mm
※素人計測のため、直径サイズには誤差があるかと思います。

手帳用の鉛筆ですから軸が細いのは当たり前なんですが、芯は意外と普通の鉛筆と同じ直径のものを使ってるんですね。当然なのかな? 参考:No.9900

芯の硬度はどこにも記載がありませんが、体感としてはFくらいに感じます。Hかなぁ…。HBだと字がこすれて手帳の紙が汚れちゃうし、鉛筆の減りが早くて面倒だなぁと思ってたので、程よい硬さで嬉しい^^

手帳と一緒に。ちなみに手帳はクオバディス エグゼクティブ ルナ(レッド)。手帳のサイズは16cm×16cm。ノギスは持っているのに何故か定規を持っていないため^^;;、鉛筆の長さが計れません…。手帳との比較でサイズをご想像ください。
コーリン鉛筆 手帳用鉛筆

店頭ではこんな風に売られていた模様です。コーリン鉛筆 手帳用鉛筆

■もっと情報が欲しい方へ
「コーリン鉛筆 手帳用鉛筆」のGoogle検索結果へ  

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2007年4月20日 (金)

タイのコーリン鉛筆(COLLEEN)(4)

エントリー、「タイのコーリン鉛筆(COLLEEN)」の中で、「とあることで、タイに今も残っている(?)コーリン鉛筆にメールを送ってしまいました。云々...」と書きましたが、一向に返事は返ってこないものの(汗)、問題は一応の解決を見た(…のかなぁ?)っぽいのでここに勝手公表!

実はですね、気付かれてた方もいらっしゃると思うんですけど、タイ・コーリンのサイトが去年の12月の割と早い段階から閲覧不能になっていたんです。
ハラハラしながら見守っていたら(メールはこの時点で送った)、結局、こちらで見れるようになっていました。作りかけっぽいですけど…。一昨日、ぐぐって発見した次第です。

全くメールも返ってこないし、前のサイトは見れないし、一時は「潰れたの?!ここも?!」と心配していただけに、ほっと胸をなでおろしたKero556。コーリン君が居なくなっちゃうのは寂しいんですもんー><。メールが返ってこなかったのは私の英語が通じてなかったからかなぁ…(苦笑)。

ということで、アクセス10,000hits記念プレゼントのこの商品は、廃盤品になるのを免れました(笑) よかったね、No.798タイのコーリン鉛筆

あ、あとこういうのも見つけましたのでご紹介。
2006年タイ国総理大臣輸出貢献賞受賞企業(「タイ国政府貿易センター」サイト日本語ver)
ブランドネーム部受賞なんですって。まぁ、そうだよねー。なんたってコーリン君だもんなぁ。Logo_r_8 海外でも小さなお子さんをキョーフに陥れてるんだろうn(違っ 笑
ともあれ元気そうで何よりです。

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2007年4月17日 (火)

★★10,000hits 感謝プレゼント企画/コーリン鉛筆カタログ化計画★★

2006年10月22日から始めたこのコーリン鉛筆カタログ化計画。既に倒産したコーリン鉛筆と邪悪顔のコーリン君(推定♀)への偏愛っぷりを語る、ニッチにも程があるだろう!的な当Blog、いつも見に来てくださる皆さんのお陰で、なんとか半年間続けることができました。アクセスも10,000hits達成でございます。ありがとうございます。
当初の目的~カタログ化を果たすには、全く情報収集不足でまだまだ先は長いのですが、これからもコーリン君LOVEでのんびりがんばりますので、どうぞ懲りずに覗きにきてやってください。

見に来てくださる皆さんに感謝の気持ちを込めて、ささやかなプレゼントを用意しました。
詳しくは下をクリックしてください~。
  ↓↓

続きを読む "★★10,000hits 感謝プレゼント企画/コーリン鉛筆カタログ化計画★★"

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2007年4月15日 (日)

鉛筆工場見学~下塗り・印刷・木口切編(4)/コーリン鉛筆カタログ化計画番外編

Kero556の、突撃!えんぴつ工場レポート(突撃!となりの晩御飯風に)。下塗り印刷(前編後編)に続き、いよいよラストの木口切編。ちなみに木口切と書いて「こぐちぎり」と読みます。

■木口切(こぐちきり)
さて、こうして下塗りと印刷をした鉛筆は、その片方もしくは両方を1ミリ以下、0.数ミリ(!!)切り落とすという工程に進みます。下塗りなどの過程で断面部分に余計な塗料が附着したのを切り落とすことで綺麗にする工程です。海外製の鉛筆などは、「どうせ削って使うんだから切らなくてもいいだろう」といってこの過程を省くことも多いようです。それも一理ありますね。~ちなみに手元にあるART GRIP AQUARELLEは切り落としてません。この子は下塗りさえしてもらえておらず、結構大さっぱな作りです(゚д゚;)
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実際にこういう機械を使います。
黄色い○部分、回転する刃が鉛筆の端を切り落としています。
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切り落とした鉛筆の端を手に取っていただきました。ほんとに薄いです。かつお節
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見学させていただいて感じたのですが、この3つの工程においてだけでも、ここでは書ききれないほどたくさんの細やかな工夫、気遣いが施されており、なるほど日本の鉛筆のクオリティの高さはこうした努力からくるのだなぁと。巷では欧州製の鉛筆がもてはやされていたりしますが(好きなんですけどね^^;)じっくりと日本製・欧州製を見比べてみると、劣らないばかりか、もっともっと丁寧にきちんと作られていることが分かると思います。実際に製作現場を拝見し、そのことは確信に変わりました。

さて、こうして丁寧に丁寧に、下塗り・印刷・木口切された鉛筆は、次の工程のため、他の鉛筆加工業の工場へと運ばれていきます。
次が見たくなったのは言うまでもありません(笑)。もちろん、この前段階も(笑)。

篠崎鉛筆製作所さん、私のようなただの鉛筆ミーハー(?)の訪問を快く受け入れてくださってありがとうございます。また、写真撮影・Blogへの記事掲載もご快諾いただき大変感謝しております。また機会がありましたらぜひお伺いさせてください。
※本記事の写真・文章は篠崎鉛筆製作所さんの許可を得て掲載しています。

他の工程も見てみたい!という方、こんな動画がありますので、よかったらぜひご覧ください。荒川区の鉛筆工場を取材したTV(かなにか)の動画です。
http://www.actv-avenue.com/vkouhou/bb_384kbps/018_bb.wmv
※音が出ますのでお気をつけください。

本日、アクセス10,000達成(゚д゚)ノウレシー
見に来てくださっている皆さんに感謝の気持ちを込めて、記念に何かしますねー。
次回エントリーをお待ちください...

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2007年4月13日 (金)

黄昏のコーリン鉛筆マーク

今日はコーリン鉛筆絡みでちょっと残念なことがありました。
心なしかコーリン君の顔も沈みがちです…。遠くを見つめちゃってますよ、コーリン君。君何を想ふ。…色々あったもんねぇ、君も。まぁお互いがんばろうな。
黄昏のコーリン鉛筆君

コーリン鉛筆のマークは、実は随分とその表情が変化していっています。シリアスな顔だったり、まぬけな顔だったり、時には上のように立体的であったり。って、上のはかなり不気味ですよね、そりゃ泣き出す子も出てくるわ(笑)。

ネタに尽きたらいつか、コーリン君のお顔変遷を追ってみたいと思います。

次回は、鉛筆工場見学~下塗り・印刷・木口切編最後のレポートをお届けしまーす。

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2007年4月12日 (木)

鉛筆工場見学~下塗り・印刷・木口切編(3)/コーリン鉛筆カタログ化計画番外編

Kero556の、突撃!えんぴつ工場レポート(突撃!となりの晩御飯風に)。下塗り印刷(前編)の続きです。

■印刷(後編)
印刷工程においては、もう一つ特筆すべき点があります。それはずばりインク。
印刷された鉛筆は、インクを「乾かす」のではなく「固め」ます。そう、固めるのです。
篠崎鉛筆さんでは、特殊なUVインクを使っていらっしゃいました。その名の通り、UV=紫外線で固まるインクです。紫外線ランプを何秒かあてると、あっ!という間にインクが固まって定着するのです。実際に見たら、感動すること間違いなし!
インクが固まるまでの時間が短くなると、それだけ短い時間で多くの鉛筆を作れますし、何より途中でインクがこすれちゃった!とか、埃がついちゃった!などのリスクにさらされる時間が短くて済む、というのも見逃せないメリットですよね。これを発明した人はエライです。(誰だろー?)。

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▲ベルトコンベアに乗って紫外線ランプを浴びる鉛筆

インクの話が出たのでもう一つ。
白く下塗りした鉛筆に印刷するのは、インクの色がほぼそのまま再現できるので良いのですが、問題は木地のままの鉛筆や金・銀を塗った鉛筆。これらに印刷をすると、元の色よりも随分明るい色になってしまうそうです。ですので、例えばクライアントさんから、「パントンの○○番でヨロシク」と言われても、そのままの色は使えないそう。印刷されたときに指定の色に限りなく近くなるよう、何トーンか濃い色のインクを配合して作られるんだそうです。実際に、木地に模様が印刷された鉛筆と、それに使ったインクを見せていただいたのですが、かなり色に違いがありました。大げさでなく、このくらい違います。
インクの配合は、これまたはやり職人の勘なんだそうです。すごいなぁ~。
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他にも印刷に関しては興味深いお話を、ここには書き切れないほどお伺いしました。残りは別の機会にポツポツとお話していきますね。

細々続けているこのBlog、お陰さまでアクセス10,000が近くなってまいりました。いつも見に来てくださっている皆さん、ありがとうございます。本当に励みになります。感謝感謝です。

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2007年4月 9日 (月)

鉛筆工場見学~下塗り・印刷・木口切編(2)/コーリン鉛筆カタログ化計画番外編

下塗りが終わったら今度はいよいよ印刷です。

■印刷(前編)
紙印刷をご存知の方には、ひじょ~~~~に興味深いんじゃないかと思います。年に数度しか印刷の仕事をしない私にとっても、大変興味深い工程でした(本業はムニャムニャ関係です。ムニャムニャって何だw)。まぁ、まずはこの機械を見てください。
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機械好きにはタマラン!最新の印刷機械を知ってる人にもある意味タマラン!な、鉛筆印刷用のオフセット印刷機械です。
ちなみにオフセットとは、オフ(間接的に)+セット(転写する)という意味合い。
ものすごく簡単に説明すると、こんな感じ。
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紙印刷の場合には版胴が平面であるのに対し(印刷しない部分に水を塗りインクを弾かせる方法を取ります)、篠崎鉛筆製作所さんでは版胴にいわゆる凸判を使われます。要するにハンコですね。大胆に図解するとこうです。↓
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でもって、一つの版に色んな色を乗せるのではなく、そこはCMYKに分解した版を作るので、その色毎の版ができるわけです。それで、こういう機械が出来上がるわけですねー。
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二色目部分を拡大しておきます。いやぁ、機械好きにはホントたまりません(実は私は工作機械好き)。ああ、かっこいい…(うっとり)。微妙にピントが手前に合ってしまってるのはご愛嬌です^^;
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実際に、ゴムブランケット胴と圧胴の間を鉛筆が通っていく場面も写真に収めました。分かるでしょうか?↓ちなみに写真の鉛筆は木目を生かした、とある有名商品です。
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印刷編はまだまだ続きます!











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2007年4月 6日 (金)

鉛筆工場見学~下塗り・印刷・木口切編(1)/コーリン鉛筆カタログ化計画番外編

コーリン鉛筆好きが高じて、鉛筆を作っている現場に行きたい=工場見学がしたいと思っていた私、この記事の中で見学させてくださる企業さん、工場さんを呼びかけていたのですが…願ったかいがありました!知人の知人の…ツテを辿って、とうとう工場見学をさせていただくことができたのです!(見学してから、実はもう1ヶ月近く経つのですが、あまりの嬉しさにまだまだ興奮気味デス^^;)

今日から何回かに分けてご紹介しますね~。(長いのだ…)。

■今回見学を受け入れてくださった(有)篠崎鉛筆製作所さん
まったくのド素人の見学を快く受け入れてくださったのは、鉛筆のメッカ・東京荒川区は町屋に工場を構える篠崎鉛筆製作所さん。80もあると言われている(らしいんですよ!多いなぁ)鉛筆製作工程のうち、下塗り・印刷・木口切(こぐちぎり)の各工程をご担当されています。鉛筆の製作工程はこちらご参照ください。OEM商品を手がけておられるのですが、中には誰もが知ってるアノ会社のアノ色鉛筆などもありました。
実際に機械を動かしながらご説明くださったのは日本鉛筆工業協同組合のサイトの中でも紹介されている、篠崎成一さん。写真の雰囲気の通りとてもお優しい方で、でも、説明はプロらしく理路整然とし、かつ分かりやすい喩え話も満載で、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。本当にありがとうございます。
Shinozaki_in_pencilorjp

■下塗り
「パントン フォーミュラーガイドを見れば分かりますが、その色がきちんと出るのは、白いものに印刷するから・・・当たり前のことですが。ですので、鉛筆の下塗りも基本的に白い塗料を使います。」
という説明を受けただけで、もはや感動してしまった私(←早いぞw)。でも当たり前のことって大事というのを、この先もずいぶんと思い知らされるのです。
さて、その白い塗料ですが、一度塗ってハイ終わり、じゃないそうです。かと言って、必ず何回塗ると決まっているわけでもないそうでして…。鉛筆に使っている木の状態、気温、湿度、また塗りあがりの状態を見ながら、塗る回数や塗料の量を微妙に調節するんだそうです。-そういえば化粧する時の下地作りだってそうですもんね。冬は感想気味だから化粧水は何回もつけようとか、夏場は油っぽくなるから乳液は少なめにしようとか-その辺の加減は、職人さんとしての勘、なんだそうです。
さて、下塗り方法をご紹介。がっ!肝心な写真を撮り忘れてしまったので(馬鹿デス)下手なイラストで図解します。
00_2この図でお分かりいただけるでしょうか?ていうか、文章での説明は下手なもんで、この図をじっくり見て、理解しちゃってくださいっ>< これ以上は無理だからっ><
ポイントは、ゴムのワッカには穴のサイズが微妙に違うものが何枚もあって、それを使い分けること。そうやって塗りを調整します。使い分けの見極めは、職人の勘です。技量です。…だそうです。すごいなぁ。
さて、塗料タンクからでてきた鉛筆たちは、こんな風にベルトコンベアでゆっくりと運ばれていきます。そして乾いたらもう一度塗り、また乾いたら塗り…と何度も繰り返し、印刷が綺麗に乗るように下準備されるのです。何でもそうですが、下準備がきちんとできていないと、仕上げも綺麗にならない!お化粧だってそう!私が朝の準備に時間がかかるのも仕方ないのです(笑)。その割りに効果が薄いとかナイショ。
01

▲下地は丁寧に。毛穴を消しましょう(違っ)。

今日のところはここまで~。次回、印刷工程についてご紹介していきます。これが、また面白いんですよ。機械好きにはタマラン!な写真もあります。(゚д゚)ノそれは私(笑)

※本エントリーの写真・文章は篠崎鉛筆製作所さんの許可を頂いて掲載しています。

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2007年4月 5日 (木)

黒&蛍光鉛筆No.2850/コーリン鉛筆(COLLEEN)

こちらは、分度器さんでお買い物をした際に、オマケでいただいたコーリン鉛筆。(分度器さんにはいつもお世話になってマス m(_゛_)m)

コーリン鉛筆 蛍光鉛筆

HBの鉛筆なんですが、上1/3がなんと蛍光ピンク色の鉛筆になっています!写真がピンボケしちゃって…分かるでしょうか?^^;;コーリン鉛筆 蛍光鉛筆
蛍光色は、ピンクのほかにイエローもあるようです。個人的にはオレンジとグリーンが欲しいかな。マーカーとしてはその2色を使うことが多いので。

某巨大掲示板wでも、同じようにオマケをいただいた方の書き込みがあったので一部抜粋させていただきます。

...この鉛筆HBなんだけど、お尻が蛍光鉛筆になってるの。それぞれ蛍光ピンクと蛍光イエロー。
この蛍光芯が色合いも書き味もいいんだよなあ。...

削るのが惜しくてまだ使ってないんですが、こういうレビューを見ると、無性に試してみたくなります。…今夜あたり削ってみようかしら。

追記:分度器さんのblogで紹介されていました。
こちらの方が詳しいです。ご参考に是非どうぞ。(2007.05.20)
▼文房具だけ?-【COLLEEN/コーリン鉛筆】2WAY鉛筆
http://xn--h6qx22b8nc.jp/diary/?eid=15

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2007年4月 2日 (月)

コーリン鉛筆を集めていると言ったら…

「コーリン鉛筆を集めています」と公言したところ、「アイツは鉛筆や色鉛筆が好きらしい」と友人たちに伝わっていったようで(笑)、最近、色んな鉛筆をいただくようになりました。ありがたいことです。鉛筆って他の筆記用具より安いからいいよね。
そんな鉛筆たちや、また、各メーカー色鉛筆の描き比べ、鉛筆工場訪問記などなど、コーリン鉛筆だけにこだわらないBlog『コーリン鉛筆カタログ化計画 ANNEX』を始めました。のんびりした更新ですが、よかったらご覧ください^^
コーリン鉛筆カタログ化計画 ANNEX

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